
このブログではときどき、自分で考えること、自分で判断することが大切だと書いています。
この本も、自分で考えることが大切だということが書かれています。
『かんがえる子ども』
(安野光雅、福音館書店、2018年)
この本からの引用です。
”何となく、だれかから聞いた情報をうのみにしていないか、
そう思うことが大切なことであるように誘導されてしまっていないかどうか、
改めて考えてみてほしいと思っています。”
犬のしつけに関する情報、知識もまったく同じだと思っています。
学校の勉強のように、与えられた情報だけを真実として受け取ってしまうことがあります。
教える側の知識には偏りがあるかもしれません。
間違った情報を得て、それを伝えていることだってあるかもしれません。
例えば、
・散歩中は人より前を歩かせてはいけない
・人に飛びつかせてはいけない
・一緒に寝てはいけない
・人の食べ物をあげてはいけない
など。
近所の人や知人など誰かから聞いた。
しつけの本で読んだ。
インターネットで調べた。
でも、その情報を得たときに、
少し立ち止まって考えてみてください。
その情報は真実なのか?
自分と愛犬との関係で、それは有効な方法なのか?
人も犬も個性がありますから、
一般論で言われていることのすべてが犬に当てはまるとはかぎりません。
また、どのような犬にも当てはまるものを探すよりも、
目の前の愛犬と、仲良く、穏やかに暮らせるような方法を
自分なりに築いていくことが大切だと思っています。
自分で考えてこなかったな~とか、
何でも人に聞いていたな~とか、
思った人は、読んでみると良いかもしれませんね。
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