情報を鵜呑みにしない

 

毎度毎度お久しぶりの投稿になります。

 

今回はこちらの本から↓

 

『動物学者が死ぬほど向き合った「死」の話 ~生き物たちの終末と進化の科学~』

(ジュールズ・ハワード フィルムアート社 2018年4月)

 

 

動物学者の著者がいろいろな生物から「死」について考えていくという内容なのですが、

僕は「死」についてというよりも「情報」というものについて考えさせられました。

 

それは次のふたつの話からです。

 

 

まず一つ目は

・ゴケグモモドキ(クモ)の話

イギリスではゴケグモモドキが人を死なせたり重傷を負わせたりするという情報が広まっているというものですが、

実はその情報は一人のジャーナリスト、一つの新聞のウェブサイトがでっちあげた(過剰に恐怖心を煽るような)内容

だったそうです。

それが徐々に新聞社、テレビ、ネットなどあらゆるところで広まり、皆が恐怖を感じるようになっているというものでした。

 

もう一つは

・レミング(和名:タビネズミ)の集団自殺の話

大繁殖すると自ら崖から海へ飛び込むネズミがいるという話なのですが、

これが実は誤解で自殺などしないという内容でした。

個体数が増えすぎて身近な餌が減ったために、

移動のために川を渡るなかで溺れる個体もいるというのが事実だそうなのです。

 

この情報が広まった原因となるのは、

ディズニーの『白い荒野(1958年)』という自然ドキュメンタリー番組だそうです。

レミングが高い崖から滑り、転がりしながら海に落ちていくという映像でした。

(検索していただければyoutubeなどで見れます)

 

ですが、この内容は映画の演出のために

レミングを無理やり崖に追い詰めて崖から落としたものだった

ということが後に明らかにされたというものです。

 

僕は集団自殺するネズミがいるということは、

子どもの頃に本か何かで知って信じていたのですが、

それが捏造だったということを

この本を読んで初めて知りました。

 

この二つの話からわかるように、

誰かが、どこかで勝手に作り上げた嘘の情報が

さも事実のように語られていて、

皆がそれを信じ込んでしまっていることもあるということです。

そして、後から出された正しい情報はなかなか広まっていかないという…。

 

 

犬の世界も同じですね。

犬は人より偉くなろうとしているだとか、

犬の首は丈夫だからリードを強く引いても大丈夫とか、

まあ、いろいろとおかしな情報が出回っていたりもします。

 

 

ということで、

情報は参考にはしても、鵜呑みにはせず、

目の前の愛犬を偏見なしに見てあげてくださいね。

 

 

紹介した本には他にも、

以前動物園の昆虫館で見たハキリアリについても書かれていたりもして面白かったですよ。

機会があればどうぞ。

 

 


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