ハーネス(胴輪)の選びかた

 

お散歩のときには首輪よりもハーネス(胴輪)をお勧めしていますが、ハーネスと言っても様々な種類があります。

新しくハーネスを購入するときには、「今回は何を買ってみようかな~」と選ぶのも楽しいですよね。

ただ、デザインなど自分の好みのものを選べばよいかというとそういうわけでもありません。

直接身につけて歩くのは犬なのですから、機能的にも良いものを選んであげたいですね。

 

では、どんなものを選べばよいのでしょうか。

 

 

・後ろに下がったときに抜けないもの(抜けづらいもの)

まずはこれが基本ですね。

どんなに優しいハーネスだとしても、犬が後ずさりしたときに抜けてしまうようなものだと心配で使うことが出来ませんね。

そういう意味でも抜けづらいものを選択するというのは大事です。

 

 

・犬の動きを妨げないもの

『犬の心へまっしぐら』の著者、アンジェロ・ヴァイラは本の中で次のように書いています。(P66・どんなタイプのハーネスがいいか)

 

❝・背峰(首と肩胛骨が出会う、背中の一番高い部分)で交差していない。

・作業のあいだ、肩と肩胛骨が自由に動く。

・犬の身体にぴったりあうように調整できる。

・装着がたやすい。❞

『犬の心へまっしぐら』(アンジェロ・ヴァイラ 中央公論新社 2012年)

 

『犬の心へまっしぐら』
『犬の心へまっしぐら』

 

犬の整体師養成講座でも肩甲骨周りの筋肉が凝っている犬が多いということを学びました。ハーネスの形状だったり、袖がある服などを着ていることで肩甲骨や肩関節の動きを阻害してしまっているというお話しも聞いて、「あの本にも書いてあったな」と思い出した感じです。

 

背峰で交差するハーネス(ハーネスの胸側と脇側が肩で一カ所にまとめられているタイプ)の何がいけないかというと、前肢をハーネスで挟んでしまうので脇が擦れて痛くなるということのほかに、肩甲骨や肩関節を前後で挟む形状のため動きにくくしてしまうということなんですね。

 

 

・ハーネスについての動画

カーミングシグナルでおなじみのテゥーリッド・ルーガスさんがハーネスについてお話されている動画があるので、こちらものせておきます。

英語ですが、動画だけでもだいたい言っていることはわかると思います。

 

 

ルーガスさんの「犬の引っ張り」について書かれている本にも、ハーネスや首輪、リードについて書いてあります。

『My Dog Pulls. What Do I Do?』

( Turid Rugaas Dogwise 2005 )

 

基本的に両者とも同じハーネスを推奨されていたりするんですが、日本で取り扱っているところがないようですね。

似たような商品はあるんですが、こちらのメーカーのものはないんです。

誰か知っていたら僕にも教えてください。

(首側、胸側のサイズの調整が出来るもの、脇の両側がバックルになっているものです)

 

 

他にも、素材であったり、バックルで犬の毛を挟まないように考えられたものや頭をくぐらせやすいものなどもありますから、いろいろ調べてみてくださいね。

 

 

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