アタッチメント

 

以前、「飼い主さんが食事中に犬が食べ物をねだるという設定での要求吠え」について書いていましたが、今も少しずつ見ていただけているようでありがたいです。

そこでは「無視をしつづけることは難しい」ということをお伝えしていたのですが、少し違う視点から書いてみようと思います。

 

 

今、僕は「愛着」から犬のしつけや犬との関係について考えています。

「愛着」と言っても心理学の「愛着」のことで、英語では「アタッチメント(attachment)」と呼ばれているものです。

 

で、愛着とは何なのかというと、

「子どもが特定の養育者(主に母親)との間に結ぶ強いきずな」のことを指します。

これは何も人間に限ったことではなく、子どもを養育する動物全般に関することなんですね。

 

子どもは保護してもらうために愛着行動を示します。

それは「信号行動(泣く、鳴く)」、「定位行動(離れている養育者の動きを目で追う)」、「接近行動(近寄る、追いかける)」というものです。

 

そして愛着形成のために重要となるのは、養育者がその愛着行動に対して応えてあげることなんです。

 

 

飼い主と犬との関係は上下関係というよりも親子の関係に近いものと言われるようになっていますが、まさに愛着という観点から考えると納得です。

 

もちろん最初の愛着対象(養育者)は母犬になるのですが、犬の場合は母犬から離され人間と暮らすようになります。そこで、子犬は新しく自分を保護してくれる養育者と愛着を形成することが必要になります。

これは子犬期の話だけではなく成犬になってからも継続していくことですし、保護犬として成犬になってから迎えられた場合も同じです。

 

トレーニングよりもしつけよりも、まずは愛着を形成するところからなんですね。

 

 

これは当たり前のように感じられるかもしれませんが、一方で「夜鳴きには無視しなさい」というしつけ方法が一般的になっていたりするのですから、自分でよく考えてしつけ方法を見極める必要がありますね。

そんなとき、愛着(アタッチメント)を基準に考えていくことで、愛犬とより良い関係を築いていける関わり方を選択できるようになるのではないかと思っています。

 

 

 

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