犬とどう暮らしていきたいですか?

おすすめ本

 

『発達障害児の言語獲得 応用行動分析的支援(フリーオペラント法)』

石原幸子 佐久間徹 二瓶社

※以下青字は、こちらの本からの抜粋です。

 

「梅太郎記」でも紹介した、こちらの本。

犬のしつけにも適用できるような内容が多くあると感じたのですが、

犬と人間の子どもで一番違うところは、

人間の子どもはいつか両親から離れていくので、自発性を伸ばすように関わっていくということなんだと思います。

 

❝問題は、”誰かが上手に教えなければ何も学べない”という状態にしてしまわないことです。つまり、自分の経験から学ぶ力を伸ばしてやることです❞

 

でも、犬はどうなんでしょう?

犬は飼い主と最後まで一緒にいることが基本ですし、留守番やトリミングなどは別として、ほとんど飼い主と一緒にしか行動しないでしょうから、犬に自発的な行動をするよう望んでいる飼い主さんが世の中にどれほどいるのか?という疑問があります。

人の指示に完璧に従うことが良い、ということが一般的なドッグトレーニングの考え方だとすると、

犬自身が判断して行動しない方が、むしろ喜ばれてしまう現状なのかもしれません。

 

こちらの本で、佐久間先生は、

❝応用行動分析の行動変容力は結構強力なのです。今後さらに技術の改善が進むでしょう。それに引き換え、現在の私たちは、それを間違いなく正しく使う哲学を持ち合わせていない。本を読み、自分勝手に都合よくつまみ食いしたのでは、子どもたちは応用行動分析の犠牲者になってしまう。

と悩まれたと書かれていますが、

むしろ、犬はすでに応用行動分析の犠牲者になってしまっているのかもしれない、と考えると不安にもなります。

 

応用行動分析の力は強力で、自閉症の子どもをいつまでも待たせることが出来るようにしてしまえるそうです。ですから使う側の考え方が大切ということ。

 

犬の場合、体罰を使うことによって学習性無気力にさせることを、世間が認めてしまっているというか・・・。

リードショックの後によしよし慰めたり、褒めたりということを、凄い技術!と思う人もいますよね。

テレビでもそういったものが、見栄えがするので取り上げられていたりもします。

 

「科学的、学習理論、行動分析学」という言葉だけを聞くと、褒めるだけだと勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は体罰を使うことも科学的なこととして説明できてしまうんですね。

 

そういったものを使いこなすには、

❝間違いなく正しく使う哲学❞が必要ということですよね。

 

犬をどう扱いたいか。ではないですね・・・。 

何でしょう?

 

犬をいかにコントロールするか、ということ以外の「何か」ですね。

人間は犬に対してどう向き合っていくべきか?ということですかね。

 

愛犬とどう暮らしていきたいか?

愛犬に対して何をしてあげられるのか?

愛犬にどう生きていってもらいたいか、ということでしょうか?

 

それを考えてもらえるにはどうすれば良いのか?

何をどうすればそれが伝わるのか、広まるのかわかりませんが、

これが出来たら、犬に優しい世の中に一歩近づくのかなとか考えたりしています。

 

 

まだまだ、勉強です。

 

 

 

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