ハウストレーニング

 

🐾ハウスとは?

ハウスとは、犬が一頭で入るクレート、ケージなどを指します。

日中何かあるとき以外はずっと入れっぱなしという方から、

お留守番のときに使用しているという方、

いつでも自由に入れるように扉を外して置いてあるという方、

日中はフリーだけど夜寝るときに使っているという方、

車での移動時に使用しているという方、

動物病院に行くときだけ使用する方など

いろいろな使い方をされていると思います。

 

ハウストレーニング

 

🐾ハウストレーニングとは?

①飼い主さんの指示でハウスに入るようになること

②扉が閉まっているハウスの中で落ち着いて過ごしていられるようになること

この二つのことを出来るようにしていきますが、

大事なのは②になります。

 

🐾長時間ハウスに閉じこめておくのは不自然なこと

「普段からハウスに入れておくように」

と書かれている「しつけ本」もありますし、

そいういった指導をされている訓練士さんやトレーナーさんもいます。

 

「犬に近縁のオオカミは巣穴で生活しているから狭いところを好む、

だから犬もハウスが落ち着く」

と書かれている本もあります。

 

たしかにオオカミは

「出産~ある程度大きくなるまでの子育ての期間」は巣穴を利用しています。

ですが、巣穴に閉じこめられているわけではありません。

自分の意思で入っていますし、もちろん出るのも自由です。

 

誰にも邪魔されることのない自分だけの場所としてのハウスを用意してあげて、

犬自ら安心したいときに入り、

出たいときに出れるようにしておきましょう。

 

長時間ハウスに入れておくという使い方とは意図することが違います。 

必要のないときにクレートやケージに入れっぱなしというのは

できるだけ止めてあげてくださいね。

 

🐾自分がされたらどう感じますか?

長時間狭い場所に入れられているというのはどんな気分でしょう?

出たい時に出れない、

伸びをすることも出来ない、

そんな場所に何時間も入れられていたら

あなたはどう感じるでしょうか?

 

人間は建物の中で暮らすからといって、

家の中の一部屋に閉じこめられているということはないですよね?

狭い部屋に入れられて自由がなく、

開けてと呼びかけても無視をされ、

用があるときしか出してもらえない。

なんだか刑務所のようですね・・・。

 

犬だから大丈夫ということではないんです。

犬も人も同じです。

ずっと入れっぱなしにしておくことのないようにしてください。

「ハウス」という呼び名が誤解を生むのかもしれませんね。

 

🐾ハウストレーニングは必要?

家の中でハウスに入れないのであればトレーニングは必要ないと思われるかもしれませんが、

外ではどうでしょうか?

トリミングやペットホテルに預けている間、

クレートやケージに入れられている時間はありませんか?

動物病院に入院しなければならないときはどうでしょうか?

災害時にケージに入っていなければならないときがあるかもしれません。

 

いつも家で使っているクレートがあれば、

家でない場所で過ごさなければいけないときにも、

安心できる要素が増やせますよね。

 

トレーニングというのは、

その場になって急に出来るようになるものではありません。

少しでも入れる可能性があるのであれば、

ハウスに慣らしてあげておくことや、

少しの間ハウスに入っていられるようにトレーニングをしてあげた方が

良いのではないかと思います。

 

 

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