問題行動の改善方法

 

「吠える」「咬む」「トイレの失敗」「お留守番が出来ない」など、

犬の行動でお悩みの方は、

その行動をどうやったら止めさせることができるのかということを、

知りたいのではないでしょうか?

 

そして、しつけ本、インターネット、しつけ教室、出張訓練など

の多くは、その止めさせ方を指導するものかもしれません。

もしくは犬に徹底したトレーニングをすることで、

どんな状況でも、人の言うことを聞くように教えるという場合もありますね。

 

でも、その問題行動の原因を

犬にだけ求めていることが多くはないでしょうか?

 

また、問題行動と言われている行動の多くは犬にとっては自然な行動です。

ただ、人間と生活するとき状況(時間帯や周囲の環境)によって、

「不適切な行動(問題行動)」と呼ばれてしまうこともあります。

 

ですから、まず叱るのではなく、ましてや体罰などはせずに、

飼い主さんが愛犬に対して、

何をしてあげられるかを考えていただきたいと思います。

 

 

僕が出張でお伺いする場合は、

以下のような内容で問題行動の改善を図っていきます。

 

①環境を見直してもらう

犬が生活している環境が、問題行動の原因になっていると考えられる場合は、

その生活環境を変えていただくようにアドバイスします。

この環境を変えるということだけで、行動が改善することもあります。

 

②飼い主さんの関わり方を変えてもらう

飼い主さんが知らず知らずのうちに、

犬の行動を悪化させているということがあります。

カウンセリングを通して、そのような可能性がある場合には、

飼い主さんの犬に対する行動を改善していただくようにアドバイスします。

それだけで、行動が改善していくこともあります。

 

いろいろな「こと・もの」に慣らしてあげる

上記の対応をしてもなお、行動が改善されないという場合や、

上記の対応には特に問題が無いと思われる場合には、

に適切な行動をしてもらえるようなトレーニングをしていきます。

ただ、トレーニングといっても、

ここでは「オスワリ」や「マテ」といったトレーニングというより、

社会化(いろいろなことに慣らすこと)をメインに行っていきます。

困った行動の原因が、「怖い!」と思っている気持ちからくるのであれば、

「怖くないよ」ということを伝えていく。

嫌いなお手入れなどは、まあまあ我慢できるくらいにしてあげる。

 

こういった取り組みを通して、犬の「思いこみ」を変えていき、

問題となる行動をする必要がないようにしていきます。

 

そのためには、愛犬とアタッチメント(愛着)を形成していくこと、

暴力を振るわないことが大切になってきます。

 

④犬にトレーニングをする

上記以外のことで、問題と呼ばれる行動があるのであれば、

そこは、犬に適切な行動を教えていくということになります。

 

そこに、「オスワリ」や「フセ」、「マテ」「オイデ」「ツイテ」などの

基礎トレーニングを応用することによって、

この状況ではこうしてね、こういうときにはそれをしないでね、

ということを教えていきます。

 

犬は教えてもらわなければ、何をすれば良いのかがわかりません。

適切な行動を教えてもらっていないのに、

何かすれば怒られてしまうというのは不公平ですよね。

また、良い行動を覚えてもらえば、飼い主さんも褒めることが出来ます。

 

ただし、

なんでも犬だけに押し付けるような「しつけ」にならないよう、

気をつけたいですね。

飼い主さんも少し妥協することが出来れば、

犬と飼い主さんの双方が楽しく生活できることが増えると思います。

 

 

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